化粧品の話美容
こんにちは。
連日猛暑日を記録しながらも夕方はすっかり秋のような空気が漂っていますね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて以前化粧品原料に使われる植物を、旬の視点で取り上げたことが
個人的に面白かったので今回はパート2「ワレモコウ編」です。
ワレモコウ
バラ科ワレモコウ属の多年草で、日本、朝鮮半島、中国、シベリアなどに分布しています。
花期は7~10月で9月が一番の見ごろです。
漢字では吾亦紅、学名はSanguisorbaといいます。
学名の由来はラテン語の「sanguis(血)」と「sorbere(吸収する)」を語源とし、
根にタンニンを多く含み、止血効果のある薬として用いられたことに由来するといわれます。
和名のワレモコウはこの花の色を議論しているときに、
花自身が「我もまた紅なり」といったという俗説や、
茎や葉に香りがあることから「吾木香(ワレモコウ)」になったという説なども
ありますが、真実はハッキリとは分かっていないんだそう。
特徴的な花(正確には葉っぱが変化した咢(ガク)なんだそう)の形状から、
ダンゴバナ、キュウリグサ、ボウズバナなどという別名もあります。
「変化」
ワレモコウの花が上から下に向かって順に咲いていくことからこの花言葉ができたと言われています。
学名にもある通り止血などの目的で使われてきた薬草です。
日本の一部地位では下痢止めとして使用されていたり、中国では「治癒(チユ)」と呼ばれ漢方でも使用されているんだとか。
化粧品ではワレモコウエキスとしてスキンケア商品によく配合されています。
タンニンやサポニンを多く含むため、抗菌作用、消炎作用、収斂作用があるといわれています。
近年では美白作用にも注目されている成分です。
いかがでしたか?
化粧品原料として配合してきたワレモコウですが、
植物自体にもストーリーがあり、おもしろいですね。
ナユタビト3号
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