こんにちは。
まだまだ残暑が厳しいですが、暦の上ではもう秋ですね。
今回は秋の野草の代表、リンドウについてご紹介します。

リンドウ

リンドウ科の多年草です。
中国や日本原産で日本全土に分布しています。
秋の山野草の代表といわれ、人里に近い野山から山地の明るい草原などで見られます。
晴天のときだけ開く鮮やかな青紫色の花びらが特徴で、人気が高く園芸的改良が盛んなため多くの品種が見られます。

名前の由来

日本だけでなく世界各地で古くから薬草として利用されています。
日本でのリンドウという名前は中国で生薬になる根が「竜の肝のように苦い」と評されたことから「竜胆」と名付けられ、それが日本に伝来した際に転訛したとされています。
ちなみに学名の「Gentiana」はリンドウの薬効を発見した古代ローマ時代の王、ゲンティウスに由来するといわれています。

花言葉

「勝利」「正義感」

昔から薬効が知られ、病気に打ち勝つというイメージがあることからこの花言葉がついたといわれています。

いかがでしたか。
早くリンドウの咲く秋の山道を歩きたいものです。

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