美容
連日猛暑日が続き、まさに夏本番といった感じですね。
そして、夏になると気になるのが虫刺され。
おしゃれをしても知らない間に刺されていて
ぷっくり腫れてかゆい…跡も残る…なんてことありませんか?
露出が多くなる夏だからこそ、気になるのは傷跡!
大きなものでなくても自分では気になってしまうものです。
夏のお出かけが楽しくなるように、虫刺され跡や傷跡を残さない方法と消す方法を紹介したいと思います。
蚊に刺された場所にかゆみや発疹ができてしまうのは、蚊が止まって血を吸うときに皮膚の中に唾液を注入するからです。
蚊の唾液で起こってしまうアレルギー反応がかゆみや発疹の原因になるのだそう。
このアレルギー反応には「即時型アレルギー反応」(すぐかゆくなるタイプ)と
「遅延型反応」(時間が経ってからかゆくなるタイプ)があります。
自分がどちらのタイプかを見極めてそれにあった対応策をとることが必要になります。
■蚊に刺されたときにやってはいけないこと
●掻く(かく)、爪で跡をつける
蚊に刺されるとどうしても掻きたくなりますが、掻けば掻くほどさらにかゆくなり、
皮膚を傷つけ炎症をおこし、跡が残る可能性も・・・まさに悪循環。
また爪で十の字にしたりすることも、爪から雑菌が皮膚に入ってしまう恐れがあるので止めましょう。
●唾をつける
唾液は瞬間的なかゆみを無くすだけで、唾液の中に内在する連鎖状球菌、ブドウ球菌などが傷を悪化させる危険性があります。
■蚊に刺されたときの対処法
●患部を水できれいに洗い流す
患部を水で洗い流して皮膚の腫れを抑えましょう。他のばい菌が入らないようにする効果もあるので、蚊に刺されただけ…と思わず水で洗い流すことが大切です。
●冷やす?温める?
蚊に刺されたとき、冷やす人と、温める人、どちらもいますよね。
一体どちらが正しい対処法なのでしょうか。
蚊に刺されて温めると、蚊の唾液成分に含まれるたんぱく質を破壊することができます。
温めることによって痒みを止めることができます。
温める場合はお湯を入れたカップ、レンジで温めたタオル、お湯で温めたスプーン等を刺された部分に当てます。
5~10分程が効果的だそう。
ですが、くれぐれも火傷には注意です!
冷やす場合は、冷やすことにより痒みを麻痺させ抑えることができます。
かゆみが長く続く場合は冷やしてかゆみを抑えることも大切です。
また、お子様のかゆみ対処法としても向いていますね。
■虫刺され用の外用薬を塗る
●市販の虫刺され薬は主に2種類あります。
1.炎症を抑えるステロイド剤配合のもの
何日もかゆみが続いたり、赤い腫れがある場合はステロイド剤配合の薬が効果的だそう。
2.かゆみを抑える抗ヒスタミン剤が主体のもの
刺されてすぐにかゆくなり、かゆみのみ続く場合に効果的とのこと。
ひどい場合は必ず病院に行き、症状を詳しく説明しましょう。
■それでも跡が残ってしまったら…!
虫に刺された患部が、炎症や紫外線などの刺激によりメラニンを大量に発生させたことが、シミ(色素沈着)になった原因と考えられますので、上手にケアをしたいですね。
肌のなかのメラニン色素を体外に出すためには、ターンオーバーを利用しましょう。
ピーリングによって、一番外側の古い角質を除く手伝いをしてあげましょう。
古い角質が除かれることで、次のステップの保湿ケアの成分が浸透しやすくなります。
※ピーリングは毎日するものではありません。
商品指示に応じて、適当な頻度で行いましょう。
●保湿する
傷跡の部分は肌が乾燥しています。
肌の本来の働きを取り戻すため、しっかり保湿することはとても大切です。
保湿するために使用するのは、お手持ちの顔用の化粧品でかまいません。
もし、新たに美白化粧品などを購入になる場合は、ビタミンC誘導体配合などの化粧水や美容液などがおすすめです。
●紫外線対策をする
虫刺されが跡になっている部分は紫外線の影響を受けやすいので、しっかり日焼け止めの対策をしましょう。
ピーリングケアを行った後の肌も、紫外線の影響を受けやすいのでなおさらです。
せっかく美白ケアしても、紫外線を浴びてまたメラニン色素が発生してしまっては、跡はまた黒ずんでしまいます。
●新陳代謝をUPさせる
新陳代謝が上がったからと言って、目に見えて傷跡が消えるわけではないですが、小さなことの積み重ねが大事です。
新陳代謝を上げる代表的な方法は、①温める、②食事に気をつける、③良い睡眠です。
①温める
軽い運動をしたり、お風呂につかって温めたりして、血行をよくすることで代謝は上がります。
②食事に気をつける
ビタミン類はもちろんですが、タンパク質や亜鉛などを意識して取り入れるとよいです。
亜鉛は摂り過ぎに注意が必要ですが、肌の再生を促す大事な栄養素です。
亜鉛を含む食べ物:
牡蠣、うなぎ、牛肉、チーズ、レバー、煮干し、大豆、納豆、きな粉、豆腐、そば、ゴマ、抹茶、カシューナッツ、アーモンドなど
③良い睡眠
お肌のターンオーバーは眠っている間に起こります。
眠っている時に出る“成長ホルモン”が、ターンオーバーの際に重要な役割を果たすのだそう。
成長ホルモンは、寝始めて最初の約3時間のうち深い眠りにある時に多く作られます。
つまり、寝始めの3時間程度をしっかり熟睡できるような眠り方を意識すると効果的ということです。
良い睡眠のために、寝る前のカフェインやアルコールは眠りを浅くするので避けましょう。
テレビやパソコン、スマホなどの画面の強い光も寝つきを妨げるので、極力避けましょう。
■虫刺されの跡を隠す方法
虫刺されの跡は突然消すことはできません。
パーティーなどでドレスを着る際など、露出する部位に傷あとやシミがあると気になりますよね。
そんな時は、ファンデーションなどを塗って隠しましょう。
お手持ちのファンデーションでもよいです。
新しく購入になる場合は、以下のポイントに気をつけて選ぶとよいでしょう。
・肌の色にあっている
・カバー力が高い
・UVカットつき
・ウォータープルーフタイプ
いかがでしたか?
蚊に刺されてもグッとこらえて、跡を残さないようにしたいですね。
また、虫除け対策も万全にしたいと思います!
ナユタビト3号