美容
日差しが強くなってきた今日この頃。
紫外線量は4月22日に、「非常に強い」の基準値を超えました。
これはこの10年間で最も早い記録だそうです。
(※2009年と並ぶ)
また、これまで観測された年のうち今年は今のところ「過去、紫外線が強かった年」よりも、
さらに強い傾向にあるとのこと。。
まだ5月だから…と油断せず、早めの対策が必要です。
そんな紫外線ですが、種類があるのはもう有名ですよね。
1.UV-A波
最も長い波長で、太陽から放出される95%が地上に届いています。
UV-Aは年間を通して降り注ぎ、真皮の奥深くまで届きます。
日焼けをした数日後以降に起こるサンタンと呼ばれる、肌の色が黒くなる原因となるのがこのUV-Aです。
また、DNAを損傷させ発癌にも関与する、危険な紫外線です。
2.UV-B波
中間の波長で、5%が地上に届いています。
夏に強くなるのがポイントで、表皮の最深部まで届きます。
日焼けした直後から起こるサンバーンという肌が赤くなってヒリヒリする現象を引き起こす原因となります。
3.UV-C波
最も波長が短く大気圏内で吸収されてしまうため、地上に届きませんので、注意する必要はありません。
紫外線の種類をおさらいしたところで、紫外線対策を行いましょう!
●防ぐ
紫外線防御には様々なアイテムがありますが、
日焼け止めなどに書かれているPAやSPFの違いについてはご存知ですか?
危険なUV-Aから肌を守るにはPAに注目。
2013年1月からは、PA+~++++(プラス~フォープラス)まで、表記が4段階になっています。
PA++++のものが一番UV-A防御効果が高いということになります。
また、UV-Bから肌を守るにはSPFに注目です。
SPFとは20分程度の間、何もつけていない素肌と比べて日焼けが始まるまでの時間を、
何倍に伸ばすことができるかという目安です。
例えばSPF20の場合、20分×20=400分=6時間40分。
6時間40分までは日焼けが抑制されるということになります。
ただ、日焼けする状態になるまで個人差がありますので、あくまでも目安ですよ!
いずれも最高値のものをしようしていたとしても、汗や衣服の摩擦で取れてしまいますので、
こまめに塗りなおすよう心がけましょう。
また、紫外線対策として、日傘、サングラス、手袋なども必須アイテムです。
日傘や手袋は、近年遮光率の高い商品が出ています。
サングラスは、目を守るだけではなく、下まぶたから頬の上部にかけての紫外線防御にも役立ちます。
手袋は、ついつい日焼けしがちな手の甲の遮光に効果的です。
●補う
紫外線により肌は、軽い火傷の状態になります。
日頃からの水分補給=保湿は絶対といっていいほど必要です。
身体の中も外も水分を補給するようにしましょう。
方法としては、水分を定期的に飲むことと、スキンケアによる保湿になります。
乾燥した環境では、湿度管理も必要です。
潤った肌は紫外線だけでなく、様々なトラブルも回避できますよ。
●守る
外から紫外線対策をしたら、次は中から気をつけましょう。
今回は美白に効果のある食べ物を紹介します。
ビタミンC 活性酸素を抑える抗酸化作用がある。
ブロッコリー、芽キャベツ、ピーマン、カリフラワー、パセリ、レモン、キウイ、イチゴなど
ビタミンE 活性酸素を抑えるが自らも酸化してしまう。ビタミンCと一緒に摂ると還元される。
ごま、イワシ、シシャモ、ひまわり油、うなぎ、アーモンド、かぼちゃ
β-カロテン 活性酸素を抑える抗酸化作用がある。
ニンジン、ほうれん草、カボチャ、小松菜など
ビタミンB2 活皮膚の新陳代謝を高める。
豚・牛・鶏レバー、うなぎ、いわし、ぶり、納豆など
亜鉛 新陳代謝に不可欠。
カキ、レバー、うなぎ、アマランサスなど
セレン 活性酸素を抑える抗酸化作用がある。
わかさぎ、いわし、かれい、小麦胚芽、玄米など
L-システイン(アミノ酸の一種)抗酸化作用でメラニンの生成を抑え、できてしまったメラニンを減らす。
小麦胚芽、大豆、はちみつなど
これらのことに注意しながら身体の中と外から
紫外線対策をしていきたいですね!
ナユタビト3号