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旬の食材で内側からキレイに⑤

美容

こんにちは。

暑くてジメジメした日が続いておりますが、夏バテはしていませんか?

今回は旬の食材で内側からキレイに!の第5弾です。

食材.jpg

 

最近はオイスターバーなどで、一年中食べられるようになった牡蠣。
今回はそんな牡蠣の栄養成分をご紹介致します。

 

■「牡蠣」という名前の由来

漢字で書くと「牡蠣」ですが、この名前の由来は海の岩にくっついた貝を「かきおとす」から「カキ」という説や
殻を欠き砕いて取るというところから「カキ」となったという説など、牡蠣の殻を取るための動作から、この名前がついたと言われています。

 

■日本ではいつ頃から食べられていたか

日本の牡蠣の産地は、広島県、宮城県、岡山県などがありますが、北海道から九州まで広範囲で獲ることができ、縄文時代から食用として食べられていたとされています。
今まで見つかった多くの貝塚から牡蠣の殻も発見されており、ハマグリの次に多く食べられたと言われています。

現在のように生で牡蠣を食べるようになったのは、欧米文化の影響を受けた明治以降とのこと。
牡蠣の生食文化は、日本ではまだ新しいですね。

 

■英名に「R」がつかない月は牡蠣は食べない方がいい?

真牡蠣の旬は、グリコーゲンの含量が増える秋から冬と言われています。
英名に「R」がつかない月、May(5月), June(6月), July(7月), August(8月)は産卵期なので、食用には適さないと言われています。

真牡蠣の旬は秋冬ですが、岩牡蠣は春から夏に旬を迎えると言われているので、真牡蠣にこだわらなければ、1年中、「牡蠣」を食べることができるという訳ですね。

 

ちなみに、真牡蠣と岩牡蠣の違い、ご存知ですか?

 

真牡蠣.jpg

真牡蠣

 

岩牡蠣.jpg

 

岩牡蠣

 

 

一般的に真牡蠣は内湾の波打ち際や沿岸や海岸線に生息しており、天然の岩牡蠣は外洋の海底に生息していることが多いです。
養殖の岩牡蠣や一部の天然の岩牡蠣は湾内に生息していることもあります。

そのため、岩牡蠣漁は潜って獲ることとなり、冬の荒れる日本海では獲るのが困難なのが、市場に出回らない要因のひとつといわれています。

 

 

■牡蠣の体のほとんどは内蔵

牡蠣は卵からかえると殻や岩に付着するのですが、一度岩などに付着すると、ほぼ動かず一生を過ごすのだそう。
そのため、筋肉は退化しほぼ内臓が占め、生命維持に必要な最低限の機能しか持たないのです。

その内臓には、1日に多くの海水を吸いこみ、その栄養分を豊富に溜めているのだそう。

 

 

■11月23日は牡蠣の日

11月23日は、その昔は収穫に感謝する日であり、現在は勤労感謝の日として「勤労を尊び、生産を祝い、感謝し合う」日です。

この日に栄養分豊富な牡蠣を多くの人に食べてもらい、日頃の勤労の疲れを癒して欲しいという意味から11月23日は勤労感謝の日であるとともに、2013年に全国漁業協同組合連合会(全漁連)によって、「牡蠣の日」と制定されたそうです。

 

 

■海のミルクと呼ばれる牡蠣の栄養

牡蠣は栄養の宝庫だと言われています。そんな牡蠣に含まれる栄養素をご紹介します。

 

【良質なたんぱく質】
牡蠣には私達の体を作っていくたんぱく質が豊富に含まれています。
特に、食物からしか摂取できない8種類の必須アミノ酸をはじめ、全部で18種類のアミノ酸を含む、とても良質なタンパク質です。

 

【グリコーゲン】
牡蠣は含有する糖質の50%をグリコーゲンが占めています。
グリコーゲンは、体内のエネルギーが不足したときに糖質に変化して血液中の糖度調節に使われるため、疲労回復や私たちの活力になる栄養素です。

 

【タウリン】
血中コレステロールの上昇を抑え、脂肪の消化吸収を促進してくれます。
神経系統のトラブル改善にも効果があり、血圧を正常に保ってくれます。

 

【ビタミン類】
体の働きを正常に保ったり、エネルギーを作るために欠かせないビタミンA・B1・B2・B6・B12・C・ビオチン・コリン・イノシトール・葉酸などが豊富に含まれています。

 

【ミネラル類】
カルシウム・カリウム・リン・鉄・ヨード・マンガン・マグネシウム・銅・亜鉛・コバルトなどが含まれています。
牡蠣には、牛乳の35倍、ほうれん草の7倍もの亜鉛が含まれていると言われており、亜鉛は体内の酵素を作ると言われています。

本当にたくさんの栄養が含まれていますね!

 

■牡蠣と食中毒

牡蠣といえば、食中毒も心配されるところ。
貝毒もありますが、例えば、海水がノロウィルスなどに汚染されると、牡蠣はそのウィルスを消化器官などに蓄積し濃縮させます。
そんな牡蠣を生で食べることで、ウィルスに感染してしまう可能性が高くなります。

同じ状況の牡蠣を食べても、すべての人が発症する訳ではありませんが、貝毒以外は、十分に加熱することでほぼ防げると言います。
具体的には、牡蠣の中心温度が85度以上の状態で1分以上加熱すると食中毒の発生率が軽減されるそうです。

 

■日常生活でも大活躍の牡蠣
牡蠣に豊富な栄養が含まれていることはわかりましたが、具体的に私たちの日常生活のどんなところに役立ってくれるのか、ご紹介します。

【美肌にイイ!】
牡蠣に含まれるメチオニン、シスチン、タウリンなどの硫黄を含んだアミノ酸などにより、顔色をよくして、肌をきめ細かにすると言われています。

 

【貧血にイイ!】
牡蠣にはご紹介したような良質のたんぱく質、血を作るために必要な鉄、銅、コバルト、ビタミンA、B1、B2、B12、葉酸などが豊富に含まれており、貧血の改善によい食べ物と言われています。

 

【二日酔いにイイ!】
二日酔いはお酒の中のエチルアルコールが酸化されてできるアセトアルデヒドという物質が原因。
牡蠣に含まれるタウリンが肝機能を高めてくれ、滞りなくアセトアルデヒドを分解することができれば、二日酔いの症状を軽減してくれます。

 

本当に驚くほどたくさんの栄養が詰まった牡蠣。
これだけ、私たちの体にいいものだとしたら、是非、継続的に摂っていきたいものですね。

記事を書いていたら私も食べたくなってきました!

皆様も美味しい牡蠣をご賞味くださいね♪

 

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