新歴では１月で冬も終わり、２月からはいよいよ春です。

寒さも１２月や１月より緩和され、環境的には過ごしやすくなる季節ですね。

しかし、肌はどうでしょう？

実は、２月の肌は弱りやすい時期なのです。

 

 

■なぜ２月の肌は弱るのか

２月は一年中で最も角質層のバリアが弱っている時期です。
それは、冬の寒さによる代謝低下の後遺症というのが一ヶ月遅れで表れるからなのです。
２月は気温・湿度ともに上昇しはじめ、環境的には肌の乾燥は真冬の１２月～１月よりも緩和されるはずですが、
角質層が肌内部からの水分の蒸散を防ぐバリアとして充分に機能しないため、真冬よりもさらに乾燥が進んでしまうのです。
また、角質層は外からの様々な刺激に対しても、弱っている状態であるため、２月の花粉の飛散などによって花粉症皮膚炎などが起こりやすく、
肌荒れからさらに敏感肌に陥ってしまうこともあるのです。

■２月のスキンケアポイント

●保湿第一です！
１月で乾燥が進み、角質層バリアが弱り、肌のキメが大幅に乱れます。
そして２月に内部で炎症が起き、敏感になり、角質層バリアが破れ、キメが消失してしまうのです。
そのため、角質層バリアを直ちに回復することが先決になり、特に重要なのが『保湿』です。
いつものスキンケアを充分に行うことも大切ですが、この時期のスキンケアには特に『保湿』が重要。
肌に水分を与える方法として、シートパックを隙間のないように肌にピタッと密着させることがお勧めです。
シートパックでなくても、いつも使用している化粧水を利用した、コットンパックも代用できます。
さらにパックの上からサランラップ等で目、鼻、口を避けて覆うことでシートパックやコットンパックが浸透しやすくなるのでおすすめです。
今はフェイスマスク用のシリコンマスク等も販売されていますので、上手に活用しましょう。

フェイスマスクは長時間使用するとかえって肌が乾燥することがありますので、使用方法は製品の指示に従うように気をつけてくださいね。

 

 

 

 

 

●２月のＵＶケア
２月まだ寒いし、紫外線は少ないだろう…そう誤解していませんか？
そんなことはありません。
２月は最も紫外線量の少ない真冬が終わり、一年中で紫外線が最も急増する時期です。
しかし、私たちの肌は紫外線の少なかった１２月頃の影響が約３ヶ月遅れて肌に表れるため、一年中で最もメラニン色素が少なく、肌は最も明るい色になる時期なのです。
するとどうでしょう。
紫外線が急増する時期に、肌は完全な日焼け知らずの白い肌＝『無防備』状態です。
そのため、紫外線予防がとても大切です！

 

 

 

 

 

 

ＵＶ予防が大切といっても、紫外線そのものが夏より強いということではありません。
肌の方が一年で最も紫外線の影響を受けやすい状態ということです。
従ってＳＰＦやＰＡが高い化粧品を使う必要はなく、使い心地の良いＳＰＦ２０以下、ＰＡ+程度の化粧下地や日焼け止めやファンデーションを選び、こまめにケアすることが重要です。

 

 

 

 

 

また、この時期のＵＶケアには嬉しい特典も！
夏から秋に向かって増えるメラニンの生成の軽減に繋がるため、結果的にこの先の美白ケアにも繋がります。

 

 

冬のダメージを上手に解消していきたいですね。

 

ナユタビト3号

 

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