美容
何気なく鏡を見た時に、
ふと首にシワができていることに気づいたことはありませんか？
年齢を重ねるにつれて顔と同様に首にも
シミやシワができたり、ハリが失われていきます。
首のシワは2 種類あり、
20 代～30 代の若い世代にも目立つ「横ジワ」と
加齢や乾燥などで刻まれる「縦ジワ」があります。
パリジェンヌは、40 歳を過ぎると首のケアを始める人がとても多く、
首専用のクリームやパックを買い求めるそうです。
そして、フランス人男女各800名を対象にした、
女性の体で最も色気を感じる部分を訊ねたアンケート調査の結果によると、
男女共に 1 位の唇・口に続いて、
首は 2 位という結果だったそうです。
フランス人にとって、
美しい首筋やうなじは、異性を惹きつける大切な部分となっているのですね。
バレリーナのような長く華奢な首やデコルテは憧れますね！
ここ数年前から、
LAでハリウッド女優やセレブに人気のバレエの要素を取り入れた
バーエクササイズが日本でも人気です。
私も数年前に初めてバレエのレッスンを体験しましたが、
体幹が鍛えられて、気になっていた背中の脂肪燃焼を実感いたしました。
意識的に運動を取り入れて
そして、キレイになれたら一石二鳥ですね！
それでは、首にシワができる原因を見ていきましょう。
「横ジワ」は、普段生活しているだけで刻まれてしまうシワです。
左右に向いたり、うなづくなどの動作の繰り返しによって、
横ジワが定着してしまいます。
また、枕の高さや猫背なども横ジワを刻む原因になります。
意識した生活習慣も大切ですね。
さらには、年齢を重ねるとコラーゲンが減少し、ハリや弾力が失われます。
首を支える筋肉も衰えますので、
ますます横ジワができやすい条件が揃ってきてしまいます。
次に、「縦ジワ」です。
「縦ジワ」は、あご下から首の付け根にかけて縦に入っている細かなシワです。
乾燥、コラーゲンの減少、筋肉の衰えが原因です。
首は、目元と同様に実は皮膚が薄いので
潤いが奪われやすく、乾燥しやすい部分になります。
また、横ジワと同様に
コラーゲンの減少と筋肉の衰えによって縦ジワが目立つようになってきます。
続いて、
パリジェンヌが実践しているネックケアをご紹介します。
日々の意識も大切になってきます。
【 美しい姿勢を保つ 】
背筋を伸ばす
胸を開いて、頭を引き上げるのを意識する
姿勢が悪くなってきたら肩甲骨周りを動かして姿勢を戻すように心掛ける
【 紫外線対策 】
紫外線は一年中降り注いでいますので、
日焼け止めを塗って肌を守りましょう。
首は紫外線の影響を受けやすいですが、油断しがちな部分な為
「気付かないうちに焼けている」ことが多いですよね。
また、秋冬はストールやマフラーを、
春夏はストールやショールを巻いている
パリジェンヌに定番のファッションスタイルは、
一年を通して首をカバーして首回りを冷えないようにしています。
乾燥や紫外線対策にもなりますね。
【 保湿 】
パリジェンヌは、顔と同様にボディの保湿にも気を遣っています。
フランスの空気が乾燥していること、カルキを多く含む硬水であることは、
ご存じの方が多いと思います。
1 年中 常に肌が乾燥する環境ですので、
朝晩のオイルを使ったセルフマッサージが習慣になっています。
【 マッサージ 】
首周りは、リンパ節が密集しているので
睡眠不足やコリ、冷えなどリンパの流れが滞るとむくみやすくなります。
マッサージは、リンパ節を軽く指圧してから
① 耳介前リンパ節から首筋を通って鎖骨のくぼみまで
② 耳介後リンパ節から胸鎖乳突筋(首から鎖骨まで広がる筋肉)を
通って鎖骨のくぼみまで
を軽い力で流してあげるだけでも老廃物が流れやすくなります。
スキンケアの延長で普段からこまめにネックケアができると良いですね。
【 枕の高さ 】
正しく立った姿勢を横になった時も保てていることが、
理想的な枕の高さと言われています。
睡眠の質が上がると、
30 歳前後を境に減っていく「成長ホルモン」の分泌を
高めることができるそうです。
睡眠の質について気になる方は、
【日本睡眠化学研究所】様の “ 睡眠TOPICS “
をご参照下さいませ。
フランス、ニューヨーク、バンコク、イスラエル、モロッコ ― 世界の女性たちは、
年齢に合った肌の見せ方を知っていて、
10 年後、20 年後を見据えて日々のケアを大切にしています。
お顔もそうですが、
気になったら早速お手入れを始めてみませんか？
少しの意識と行動力で、
新たな魅力を手に入れられるならやる気も出てきますよね！
2020年
新しく何かを始めるきっかけになると幸いでございます。
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